薬学部の魅力7選!現役薬学生が語ります!

薬学部を目指している高校生の方は非常に多いと思います。

しかし、、、

薬学部ってどんなとこなんだろう?

と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか。

大学のパンフレットを見ても、形式的なことばかりでなかなかイメージしにくいですよね。

これではやっぱり大学選びのときには情報不足になることでしょう。
「パンフレットにはこう書いてあるけど実際のところを知りたい!」

と思いませんか?

はい、ここでお待たせしました!

今回は私が薬学部に入学して魅力を本音で紹介させていただきます!

現在私は5回生ですので、5年間を薬学部で過ごしています。
その中で感じた良い点、悪い点を挙げていくので、みなさんの参考になれば嬉しいです。




私が感じた薬学部に入った魅力7選

私は2014年に大阪大学薬学部に入学しました。

私はずっと薬学部を目指し、浪人を1年経てやっとの思いで入学したんです。

現在までに感じた薬学部に入ってよかった!

というポイントを紹介していきますね!

下の3つの視点から私の感想を言っていきますよ。

薬学部の魅力学生編
知識編
やりがい編

私は国立大学にいますが、私の私立薬学部の友達のことも含めて書いています。

国立大学だけではないということを先に言っておきますね!

あなたがどの学部にするかを迷っているときの参考になれば嬉しいです。

薬学部の魅力 ~学生編~

まずは薬学部の学生に関する魅力を紹介しましょう。

大学にはたくさんの学部があり、色んな学生がいます。

その中でも薬学生は魅力的です。

はい、自分で言ってしまいます笑

他学部にはない薬学生の魅力を1つ1つ見ていきましょう。

薬学生はまじめ

1つ目の魅力は

まじめ

これは私が感じた薬学生の一番の魅力だと思います。

薬学生って基本的にみんなまじめなんです。

  • テスト前になれば勉強する
  • 授業もちゃんと受ける
  • 提出物はちゃんと出す

当たり前のことかもしれないですけど、みんなちゃんとやってるんです。

私は他学部の友達もいたのですが、授業には出ないのが当たり前、テストにはノー勉で臨むのが基本でした。

どっちが普通の大学生かは分かりませんが、とにかくまじめなんです。

私も意外とまじめな方なんですけど、私以上にまじめな人ばかり。

逆に私はまじめじゃないグループに分類されるほど。。。

あれ、おかしいな笑

これは他大にも同じことが言えますね。

他大の薬学生を見ても、やはり勉強をちゃんとしています。

また、授業以外で活動している人も多いです。

学生団体に所属しています
地域と交流しながら企画をやってます
万博の誘致活動に参加してます

これは国立よりも私立薬学生の方で多かったです。

とにかく薬学部生はまじめです。

頭の回転が速い人が多い

まじめと少しかぶりますが、頭の回転が速いです。

テストの点数が取れるという問題ではなく、地頭が良い人が多いですね。

論理的に考えることができ、発想力も豊かです。

グループワークを通してスライド発表をしたり、グループディスカッションなどを行うと、話が先に進んでいきやすいです。

授業以外の普段の会話をしていても

「この人おもしろいな~!!」

と感じる場面が多いです。

やはり頭の回転が速いので、発想の切り口が他の人と違っておもしろいんです。

社交性がある

薬学部の魅力として社交性のある人が多いです。

色んな人としゃべるのが好きで、特に人見知りをせずに会話を楽しむことができます。

大学の理系には社交性が全くない人が集まりやすい学部がありますよね。

ちょっとこの人話ずらいな。。。みたいな人が。

薬学部にはそういう人は少なく、社交性のある人が多いです。

やはり将来的に薬剤師になる人が多いのも1つの理由でしょう。

社交的でない薬剤師なんて見たことないですもんね。




薬学部の魅力 ~知識編~

薬学部の魅力はまだまだあるんです。

続いては知識編に移りましょう。

自分の身体に詳しくなる

1つ目は健康について学ぶことから、あなた自身の身体について詳しくなります

例えば風邪をひいたときを考えてみましょう。

一般的な人だと「熱があるから病院に行こう」となりますよね。

しかし、薬学部に行くと風邪の知識がある程度あるんです。

そのため自分で診断して適切な対処ができるようになるんです。

これってすごくないですか?

まさに医者いらず。

「熱があるから温かい物を食べて、お風呂で汗をかいてゆっくり寝よう」と判断できるのです。

また、市販薬選びにも困りません。

市販薬は非常にたくさんあることから、どれを買えばいいか分かりにくいですよね。

しかし、薬学生は裏面の成分表を見るだけで自分に適切な薬が分かるんです。

実際、そういう友達は多いですよ。

「あ、これアスピリン入ってるじゃんー!買おう」って感じです。

おそらく他の学部に行くと身につかない特殊能力ですね。

食事に関しての知識も増える

薬学部では栄養についても学びます。

タンパク質、炭水化物、脂質など基本的なところから、アミノ酸、糖、ミネラル、消化酵素など深いところまで学んでいきます。

この知識は普段の食事に応用することができるんです。

食事の内容を見て、タンパク質や脂質の量がなんとなく予想できるようになり、何が足りていないかが分かってきます。

栄養管理についても自分でできてしまうんです。

工学部や理学部に行っても、なかなか栄養については学ばないでの、薬学部ならではの学習内容です。

私も、自分の食事についての栄養管理をしっかりしていますよ。

  • 今日は亜鉛を摂りたいからしじみを食べよう
  • 今日は運動したし、タンパク質を多めに撮りたいから鶏肉を食べよう
  • 二日酔いにならないように牛乳を飲んでおこう

こんな感じです。

健康管理を普段から行っているのでほとんど病気になりません。

また、一般の人から頼られる存在にもなるでしょう。

薬局にいる薬剤師がいい例ですよね。

薬剤師は薬についてはもちろんのこと、栄養についても詳しいので、一般の人から食事や健康管理について質問されます。

ダイエットや筋トレについても質問されるほどです。

あなたも薬学部に入れば、健康面について詳しくなれますよ!!

薬学部の魅力 ~やりがい編~

最後の薬学部の魅力は「やりがい」についてです。

これは薬学部に在学中の他にも卒業後の進路についても役立つ魅力です。

薬を深く学ぶことができる

薬学部は「薬」を扱う「学部」なので、とにかく薬に関することをとにかく学びます。

授業はもちろんのこと、研究もしっかりしています。

また、6年制の薬学科では実際に薬局や病院で実習を行い、本物の患者さんを相手にして投薬や薬の説明をしています。

このことからも、薬がメインな学部です。

もちろん医学部や看護学部でも人の健康や病気について考えます。

しかし、薬学部は「薬」を通じて考えることができるのが魅力です。

薬について深く学べるのは薬学部しかないです。

私が薬学部を選んだ理由も薬について学びたかったからです。

親が2人とも薬剤師なため、小さいころから薬に接する機会が多かったです。

子どもながらに「この薬は何に効くんだろう」と思っていました。

さらに、自分が病気になった時には「薬を飲むだけで体調がよくなるのはなぜ?」と思っていました。

このきっかけから、「薬をもっと知りたい!自分の手で作りたい!」と思って薬学部に魅力を感じたんです。

子どものころに感じた魅力は今でも変わりません。

大学生になった今でも「薬って不思議だな」と思っています。

就活の幅が非常に広い

薬学部の将来は非常にたくさんあるんです。

薬学部を卒業してそのまま薬剤師になる人も多く、病院や薬局で働きます。

一方で製薬会社に勤め、薬の研究開発に携わる人もいます。

製薬会社のMRとして働く人もいれば、卸売業者に勤める人もいます。

他にも、化粧品メーカーや香料メーカー、化学メーカーなどたくさんの企業に就職する人がいます。

薬学部から進める就職先の多さは、他の学部と比べても非常に多いです。

薬学部の就職先病院
薬局
製薬会社(研究開発)
製薬卸売会社
化学メーカー
化粧品メーカー
香料メーカー

同じ医療系の医学部を考えてみましょう。

医学部の卒業後の進路は、ほとんどの人が病院です。

病院で研修医として働きます。

看護学部についてもほとんどが看護師として病院やクリニックで働きます。

他の理系を見ても、化学メーカーや製薬メーカーに入れるものの、病院や薬局では働くことができません。

薬学部は就職のときに非常に選択肢が広い学部と言えます。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

薬学部の魅力について学生編、知識編、やりがい編の3つから紹介していきました。

学部を決めるときには、今後の将来を左右するので慎重に選びたいですよね。

もし迷っているなら私が挙げた薬学部の魅力を参考にしてみてくださいね!

悩みがある時にも相談してください!

どんなことでも相談に乗りますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。