私立薬学部の学費と偏差値を比較して分かった3つのこと

こんにちは、こんばんは!
管理人のけいです!

最近は薬学部に入りたい学生が増えつつあり、非常に注目が集まっています。

薬学部に入れば薬剤師免許が取れますし、自分の生活に直結するような薬や医学の知識を学ぶことができますよね。

しかし、私立の薬学部ってお金がけっこうかかるんですよね。。。

1000万は軽く超えてしまうとか。。。。

やっぱり偏差値が高いところはそれなりに学費が高くなってしまうのでしょうか。

今回は、学費と偏差値に注目しながら、私が比較して分かったことを紹介していきますね。

ここから皆さんの大学選びの参考になれば嬉しいです!

ここで一つ断っておきますが、私は偏差値はあてにならないと思っています。

偏差値とはあるテストにおける全体における自分の立ち位置を示す数字ですので、毎回変わってしまいます。

瞬間最大風速みたいなものです。

ですので、あくまでも参考程度に見ていただけるとありがたいです。



私立薬学部の学費ランキングトップ10

まず始めに学費について見てみましょう。

学費は大学に入って勉強する上で必ず払わなければならないので、入学する前にしっかりと確認しておくべきです。

また、自分では到底払える金額ではないので、親御さんとも相談しましょう。

今回載せたランキングは全国に存在する薬学部のある大学、55校を対象にしています。

一校ずつ公式ホームページにアクセスして最新の情報を仕入れてきました!

中には後援会費や施設利用費が別々に書かれていた大学もあったので、詳しい学費を調べる場合には公式ホームページまで行ってください。

フルバージョンを見るときにはこちら

さて、いかがだったでしょうか?

どの大学もけっこう高いですよね。。

やはりトップ10ということもあってどの大学も1000万円は超えています。

ここまではよくあるランキングを示すタイプの記事ですね。しかし、ここからは私が独自の視点で全ての薬学部の偏差値と学費の関係を考察してみました!!

今回の学費と偏差値をするにあたってのルール説明

まず始めに、私は全ての大学の学費と偏差値の平均を取ってみました。
その結果、平均学費は1200万円、平均の偏差値が50となりました。

つまり、この平均値と大学それぞれのデータを比べることによって、その大学が割高か割安か分かりますね。

関係式はこんな感じ。

学費は平均よりも安く、偏差値は平均よりも高ければもっともお手頃な大学であると言えます。

学費と偏差値が平均より高かったら、まあしょうがないかなって感じです。お金を払って偏差値の高いところに行くかどうか悩みますね。

学費が平均より高くて、偏差値が低かったら割高です。それなら他の大学を探してみた方がいいかもしれません。

学費は平均より安いけど、偏差値が低かったらそれもそれで悩みますね。

こんな感じで学費と偏差値の関係性を見ていきましょう。

あくまで私の個人的な意見ですので、受験生のみなさんの参考になればと思います。

ちなみに、国立大学の場合は6年間通ったとして350万円です。
さすが国のお金が投入されているだけあって、私立大学の平均学費の3割程度です。




偏差値と学費の関係を見てみよう!

続いて、学費と偏差値の関係を見てみたくないですか?

せっかく高い学費を払うんだったら、レベルの高い(偏差値が高い)大学へ行きたくないですか?

もちろん「偏差値が高い=頭がいい」とは言えませんが、その傾向が強いのは事実です。
偏差値が高いということは、それだけ平均より上の学力を持つ大学生が集まっている証明になります。

では学費と偏差値の関係をどうやってみるんでしょう?
その方法として散布図を使いましょう。

まずはエクセルの結果を下に載せますね!

学費の高さランキング

偏差値ランキング

さて、2つのランキングはよく見かけると思うんです。

これらを別々に眺めていても、いまいちどこに進学したらいいのかが分からないと思います。

この2つのデータを散布図に落とし込んでみたらどうなるでしょう?
散布図を使って学費と偏差値の関係を視覚的にとらえられるようにグラフ化したものです。

下に結果を示します。

意外と面白いことが分かりましたよ!

上の横軸が学費、縦軸が偏差値です。

太い線になっているのが学費と偏差値の平均値です。

この表を見ることによって先ほど言ったお得な大学、進学するか悩む大学が見えてきます。

次の項目から説明していきますね!

迷ったらここ!進学したらお得な私立薬学部

このジャンルに分類されるのは先ほどの散布図の左上。

図の黄緑色に含まれる大学の特徴は2つ!

学費が平均よりも安い!

学力が平均以上!

大学選びにおいて大事な要素を2つ兼ね備えた優れた大学です。

ここに含まれる大学は下の13校。

ランキングに入っている大阪薬科、京都薬科、神戸薬科は関西でも有名な薬科大学です。
関西3薬と呼ばれ、関西圏の薬学志望の学生が目指す大学です。

薬学部を志望していて迷ったら、このゾーンの大学を目指すのがいいでしょう。

また、星薬科大学は私立薬学部の中でも上位校として有名であり、目指す学生がたくさんいます。

山手線を使って通えることからも、都内から下宿をさせたくない親が子供に行ってほしい大学とも言われています。

「レベルの高い私立薬学部に行きたいけど、そこまで親に負担はかけられない」と考えている学生は、ぜひともこのゾーンに入っている大学を目指してみてはどうでしょう?

実際、私は神戸薬科大学や大阪薬科大学、京都薬科大学の学生と交流する機会がありますが、勉強に対するモチベーションが高く、何事に対してもアクティブな学生が多いイメージです。

学費はちょっと高い?でもレベルは高い!

続いては、散布図の右上!

このゾーンの大学の特徴は。。。

学費がちょっと高い!!

偏差値は平均よりも上!

学費が高い代わりに、偏差値も高い大学です。

周りのレベルにお金を払うとして考えれば、高い学費はしょうがないかなとも考えられます。

どんな大学があるかを見ていきましょう。

下の15校です。

ランクインしている大学を見ると、慶應大学、北里大学、東京理科大学、立命館大学など薬学部の中で上位大学がここに多いですね。
学費と偏差値は若干の比例関係があるようです。

慶應大学、北里大学、東京理科大学は国公立薬学部の滑り止めとして受験する学生が多いため、入学試験本番のレベルは非常に高くなり合格するのすら難しくなります。

第1志望で目指す場合には、周りには東大志望、京大志望、北大志望などがたくさんいることを忘れずに、ケアレスミスには注意しましょう。

高い学費を払ってでも、偏差値が高い大学に行くのもいいと思います。
偏差値が高いところは、学生のレベルも必然的に上がりお金では換算できないメリットが得られる可能性があります。

あくまでも統計上ですが、偏差値が高いほど勉強に対するモチベーションが高くなります。

一方で低いところに行くと、全体的に勉強する習慣がない人が多いので、勉強してるだけなのに陰口を言われることもあるそうです。

「あいつ勉強なんてしてるぜ」っていう感じです。

大学は勉強する場所なのに後ろ指を指されるなんてつらいですよね。

自分の学力とお金との相談です。

割高で進学を悩む大学

続いて散布図の右下のゾーンです。

ここに含まれる大学は。。。

学費が高い

偏差値は平均より低い

学費は高いのに偏差値が低いとなるとちょっと考え物です。
せっかく同じお金を払うなら、レベルの高いところで勉強したほうがいいと思います。

どうしようもなくてここに行くしかない!という場合を除いて、受験勉強を始めて最初から目指すべき大学ではないです。

受験勉強をするなら、高いところに目標を置いた方が、勉強の張り合いが生まれやりがいも出てきます。

ここに含まれる大学は下の8大学。

国試の合格率も若干低くなります。

高いお金を払うなら、もっといい大学があるはずです。
勉強を頑張ってみてはいかがでしょう。

残り1つのゾーンが余っていますが、ここは学費は安いけど偏差値も低い大学です。

受験生の手助けをする立場としては、特に書けることがなかったので割愛させてください。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか。

今回は学費と偏差値の関係を散布図から見ていく記事でした。

この視点で大学をみている記事はあまり見かけないので、参考にしていただけたら嬉しいです!

できるだけ偏差値が上の大学に行っておくと、後から潰しが効きます。

個人的にはぜひとも大阪大学に来てほしいんですけどね!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

わからない、困ったことなどなんでもメッセージを受け付けていますのでどんどん送っていただけたら嬉しいです^^

偏差値はBenesseマナビジョンのデータを参考にしました。
時期によっては偏差値が変動することもあるので、あくまでも参考にしてみてください。
学費は各大学の公式ホームページを参考にしています。