寝る前には避けるべき飲食物3個!これ食べたら眠れない?

嗜好品によって睡眠の質が落ちやすくなるのをみなさんはご存知ですか?
寝る前に好きな物を食べている方は、実はそれが眠りの質を悪くしている可能性があります。

今回は寝る前にはあまり摂るべきではない嗜好品を紹介します。

自分の生活を振り返りながら、生活の改善を図ってみてはいかがでしょう。



睡眠前には控えるべき3種類の嗜好品

嗜好品はみなさんは好きですか?
最近は嗜好品が手に入りやすくなって、触れる機会も多くなってきました。

しかし、その中には睡眠前に摂取すると眠りが浅くなったり、寝不足気味になったりするものがあるんです。

この記事では次の3種類を紹介します。

緑茶、コーヒーなどのカフェイン飲料
タバコ
アルコール類

どれもコンビニやスーパーに行けば簡単に手に入るものばかりですね。

それでは一つ一つを見ていきましょう。

カフェイン飲料は寝る前に飲まない

カフェインという単語はどこかで聞いたことがあるかもしれません。

特に大学生の方は試験前にお世話になっていることでしょう。
僕もだいぶお世話になりました。

試験前には一夜漬けで対応するためにモンスターエナジーやレッドブル、コーヒーを飲む人が多いと思います。

これらの飲み物の中にはカフェインが含まれており、眠気を覚ます効果があると言われています。

カフェインを含む代表的な食べ物、飲み物

カフェインを含む物はたくさんあります。

代表的なのは緑茶やコーヒー、紅茶、ココアにはもちろん、コーラ、栄養・健康ドリンク剤、チョコレートなどですね。

カフェインの効果

カフェインは覚醒作用を持つ代表的な物質です。

カフェインはキサンチン誘導体の一種であり、ホスホジエステラーゼを非選択的に阻害し、細胞内cAMP濃度の上昇を引き起こします。

これによって心筋の収縮力が増大、心拍数が上昇し体に血液が増え、脳が活性化されて覚せい作用が誘導される、という仕組みですね。

脳にたくさん血が巡るので、目がさえて眠りにくくなるのが想像できますね。

カフェインの覚醒作用は、摂取後およそ30~40 分後に発現し、4~5 時間持続します。

さらに、カフェインによって腎臓に流れ込む血液も増えるので、その分尿が増えるため利尿作用を示します。

夜間にトイレに行きたくなってしまい、夜中に起きてしまうこともあるでしょう。

寝る前のタバコは控えよう

タバコに含まれる主成分を知っていますか?

タバコにはニコチンという化学物質が含まれています。

ニコチンは体内の交感神経系のニコチン受容体に作用し、交感神経作用を示します。

交感神経は朝になると活発に動き、これから1日頑張るぞ!!!という信号を体全体に伝えています。

しかし、それを寝る前にやられるとどうでしょう。

自分は寝ようとしてるのに、体は1日頑張るぞ!!と言ってるのは良くない状況ですよね。

寝ようとしても寝られませんね。

ニコチンを摂取した直後にはリラックス効果があると言われていますが、作用がすぐに消えてしまうので覚せい作用のみが体に残り数時間持続すると言われています。

一瞬のリラックスのために、眠りが浅くなるのは体にとっては良くないです。

寝る前にはたばこを控えましょう。

どうしても吸いたいときにはニコチンが少なめのものを選ぶか寝る時間を逆算して3,4時間間に吸うとよいでしょう。

アルコールは睡眠薬代わりにならないの?

睡眠薬代わりにアルコールを使用すると、寝つきはよくなります。

しかし、夜の後半の睡眠が浅くなり中途覚醒が増えるため、睡眠の質的悪化を招きます。

酔って家に帰ってきてそのまま寝てしまい、ふと起きたら夜中の3時だった、という経験はありませんか?

これはまさにアルコールの作用ですね。

アルコールによってすぐに寝てしまい、その後中途覚醒で3時に起きてしまったと考えられます。

さらに、アルコールには利尿作用もあることから、尿意による中途覚醒の原因になります。

アルコールを連用すると容易に慣れが生じ、同じ量では寝つけなくなるため、次第に摂取量が増加します。

寝酒の習慣が長期化すると、肝障害、アルコール依存症などの危険があります。

そういったことを考えると寝酒を飲むのは控えるべきですね。

まとめ

寝る前にカフェインやタバコ、アルコールは控えるべきです。

色々紹介してきたように、寝つきが悪くなったり、夜中に起きてしまったり、尿意が出てきたりあまりいいことは起きないようです。

少しだけ我慢して次の日にまわしてみてはいかがでしょう。

寝る前には本を読むといいですね。

本を読んで頭が回らなくなってきたらちょうどよく眠れるでしょう。