浪人生活は勉強あるのみ、阪大生の私の浪人時代を振り返る

こんにちは!管理人のけいです!

みなさんは浪人生がどんな生活を送っているか知っていますか?

浪人生は常に勉強しているイメージであったり、大学生と変わらずに遊びまくっているイメージだったり。

人によってさまざまな印象を持っていると思います。

今回は私が送っていた浪人生としての生活の様子をみなさんに紹介したいと思います。

実際の浪人生はどんな生活を送っているかが分かると思います。

もし、これから浪人する人がいれば、これを参考に自分の1日のスケジュールを考えてみてください。

もう、浪人している人なら、私と自分の生活がどう違うかを見て、参考にしてくださいね。



浪人生の朝は早い

まずは浪人生の朝ですね。

私の場合朝は6時から6時半に目が覚めていました。

朝起きたらすぐに勉強を始めます。

朝の勉強としては、じっくり考えるタイプの勉強よりも、サラサラと進んでいけるような勉強がいいと思います。

朝起きていきなり数学の難しい問題を解こうと思っても、なかなか頭が回らないのでしっかり解けないことが多いです。

それよりも、単語を覚えたり復習を中心にやった方が効率的に勉強モードに入れます。

「単語30個→前日の復習」

という順番にすると、頭がいい感じに活動し始めて、復習を進めることができます。

朝のうちに前日の復習をしておくと、知識が非常に定着しやすいです。

「昨日はここを間違えたんだ」「昨日はここができなくて悩んでいた」と思い出しながら、昨日の自分との違いを確認できます。

前日に間違えた部分を見直すだけでもかなりの勉強になりますよ。

復習作業をだいたい1時間ほどやると朝ご飯です。

朝ご飯を家族と済ませてから駿台へ出発します。

この時間にやること単語の勉強
前日の復習:サラサラと要点を復習するとよい

駿台の授業を最大限に利用する

8時半ごろに予備校に到着し、8時40分に授業が始まります。

駿台では午前中に4コマ、午後に2コマの授業がありました。

浪人生にとって、授業は大切です。

特に駿台の授業はどれもレベルが高く、授業1つ受けるだけでも学力向上につながったと思います。

数学や物理は私にとって苦手科目でしたので、とても役立ちました。

授業には必ず予習をしていきました。

数学の予習なら予め問題を解いておき、自分のわからなかった部分を抽出しておきます。

そして、授業中に先生の解き方と照らし合わせながら、自分の解答のどこが違うのか、どこがあっているのかを確認します。

予習段階で分からなかったところや、つまづいた部分は重点的に聞くようにしてました。

これ、かなり効率的。

浪人生になってから予習の大切さに気づけました。

高校3年間はなんだったんだ笑

午前と午後の授業はしっかり受けます。

この時間にやること授業をしっかり受ける
自分と先生の解答を見比べて勉強

浪人生と昼休みの過ごし方

予備校の午前の授業が終わると昼休みです。

昼休みの過ごし方はけっこう人によってバラバラですね。

大きく分けて2種類いました。

昼休みは完全オフ!しっかり休みたい派
昼休みも勉強しないと不安でしょうがない派

昼休みは完全オフ!しっかり休みたい派

昼休みはしっかり休んで午後からの授業に集中したい!という人がやはり多いです。

クラスの半数以上はこっち派でした。

友達としゃべったり、予備校の周りを散策したり、買い物をしたり、昼寝をしたり、人によってやることは様々です。

教室ではしゃべっている人が多く、かなりがやがやしてました。

200人規模のクラスだったこともあり、隣の人の声が聞こえるのがやっとという感じ。

私はあまり友達が多くなかったので、教室に残ってしゃべっていることはほとんどなかったです。

昼飯をササッと済ませて駿台の周りを散策していました。

駿台はお茶の水にあるので、都会の真ん中にいる感じです。

湯島聖堂まで行ったり、九段下まで行ったり、お茶の水の本屋めぐりをしたりしていました。

私の高校は茨城県で、東京に住んでいるのに東京であまり遊んだことがないという状況なので新鮮でした。

浪人中は基本的に一人だったので、この時期に一人でも自分の時間を楽しめるようになりました。

別に友達と常に一緒じゃないとだめってわけではなく、一人で時間を使えるようになってきました。

昼休みも勉強しないと不安でしょうがない派

駿台の周りを散策していたと書きましたが、私は基本的にはこっち派でした。

常に「勉強しなきゃ!」という強迫観念にかられているようで、自分が勉強していないと不安になりました。

不安になるので、昼休みもできるだけ勉強してましたね。

昼休みが始まって、すぐにコンビニへ行き、昼食を15分くらいで済ませます。

そこから自習室へ行き、45分くらい勉強していました。

45分って短いと思うかもしれませんが、意外とちゃんと勉強できるんです。

基本的には午前中の復習や午後の予習をやっていました。

時間がある日には問題集を進めていましたね。

数学や物理の問題を2問ほど解いて答え合わせまで進むので昼休みの勉強はけっこうはかどるんです。

教室で勉強するのはうるさかったし、じっくり考えるなら静かなところの方がいいので、昼休みに自習室に行くのは良い選択だと思いますよ。

不安なときには勉強するのが一番です。

この時間にやること昼ごはん
午前中の復習
問題集を進める(数学、物理)

予備校が終わったら、再び自習室へ

予備校の午後は3コマあり、それを受け終わったら16時ごろからフリーな時間になります。

この時間も自習室に行っていました。

自習室は21時ごろまで開いているので、だいたいは閉まる時間まで残って勉強していました。

たまに、やる気がでないときは、帰宅して家で勉強したり、東京の名所を巡ったりしていました。

皇居の周りを歩いてみたり、不忍池らへんを散策したりしてました。

たまの息抜きは大事です。

この時間にやる内容は、その日の復習と次の日の予習がメインです。

復習の時には、その日に扱った問題を何も見ないでもう一度解きます。

何も見ずに最後までいけたら、復習は軽く済ませます。

最後まで解ききれなかったら、何かが足りていないということなので、ノートを見ながら先生が言っていたことを思い出して1から復習していきました。

これを7コマ分やったら、その日の復習は終わり。ここで、数学、物理は類題も解いてました。

扱った問題と似た問題を持っている問題集で探し、それも解きます。

こうすることで、解法に対する理解が高まり、知識が効率よく身についていきますよ。
めちゃめちゃ効果的でした。

続いて予習。予習は次に扱いそうな問題を解いておきます。

分からなかったら分かるところまでは解く。

私は化学と英語が得意だったので、この2教科は正解するつもりで解きました。

逆に数学と物理は苦手だったので、解けるところを解いて、あとはどこが分からないのかを抽出しておきました。

また、この時に類題を問題集で見つけておくと、良いと思います。

類題を見つけて、それの解法を見て解き方を把握しておきます。

そうすると、次の日の先生の解説がより分かりやすくなるのでめっちゃおすすめです。

予習、復習が終わったら、次は進めている問題集をやってました。

18時ごろにお腹がすくので、それまでに予習、復習を終わらせ、ご飯を買いに行ってました。

夕飯を食べてから問題集を解き始め21時に帰りましたね。

この時間にやることその日の復習:何も見ないでもう1回解く
類題探し
次の日の予習:わからない部分を抽出
問題集を進める

浪人生の家に帰ってからの生活

21時に帰ってくると、そこからお風呂に入ります。

そこから寝るまでも勉強していることが多かったです。

テレビはたまに見るくらい。

とにかく勉強していないと不安なので起きている時間はひたすら勉強です。

やる内容は問題集を解き進めます。

予習、復習は予備校で終わらせることが多かったので、この時間は自分の苦手な分野の問題集をやったり、得意科目を伸ばしたりしていました。

だいたい12時くらいまで勉強して、眠くなったら寝るスタイルでした。

次の日は6時半くらいには起きるので、2時までには絶対寝るようにしてました。

この時間にやること問題集を進める:苦手教科で足りない知識を補う
問題集を進める:得意分野を伸ばす
その日の復習(だいたい消化できているのであんまなかった)
次の日の予習(これもほぼ消化できている)

浪人生の生活のまとめ

浪人生の生活を1つの表にまとめてみました。

浪人生の勉強時間

緑色の「勉強」は授業以外に自分でやっていた勉強時間を指します。

1日にだいたい8時間は授業以外に勉強してましたね。

授業以外に8時間の勉強時間を確保しておくと、かなりはかどります。

これ以上少ないと、授業の復習と予習で終わってしまいますし、8時間より増やそうとすると寝る時間を削らないとならないので厳しいですね。

8時間は現実的で、理想的な勉強時間だと思います。

ここに授業時間が7コマ分入るので6時間くらいが加算されるので1日に14時間は何かしらの勉強をしていました。

もちろん、日によって本屋さんに行ったり、やる気スイッチが入らないときももちろんあったので、12時間くらいになるときもあったと思います。

コンスタントに考えると13時間くらいが平均です。

今考えるととてつもない勉強時間だと思いますし、今やれと言われても難しいです。

しかし、浪人生の時にはかなり追い込まれていたので、自然とできたのだと思います。

浪人時代を振り返ってみると

毎日つらい日でした。

浪人時代にはもう戻りたくないですが、あの時の頑張りがあったからこそ大阪大学に入ることができたと思います。

もう浪人生に戻りたくないですが、それでも経験できてよかったです。

センター試験を2回受けるとかプレッシャーがやばいですよ。

ミスったら終わりっていうセンターが嫌でした。

今では阪大生としてのびのびと実習、勉強、実験と過ごせているので、浪人生よりもはるかに楽しいです。

まとめ

私の浪人時代を紹介してきました。

浪人生の生活は「勉強!」というのが分かったと思います。

浪人生は高校生よりも自由な時間が増えて遊びたくなるかもしれませんが、その気持ちはできるだけ抑えて、大学生までとっておきましょう。

浪人時代を耐え抜いて、大学受験を成功させれば、楽しい大学生時代が待っています。

大学生はまじで楽しいですよ!!

今浪人している人や浪人が決まっている人は、私のタイムスケジュールを参考にしていただけたら嬉しいです!

マネする必要はないですが、一つの成功事例として見てみてください。

自分のペースに合った勉強スタイルを確立できれば、浪人生は強いです。

大学受験、頑張ってください。