みなさん、こんにちは、こんばんは!
管理人のけいです。
OSCE実習がいよいよ終盤を迎え、すでに総仕上げの時期になりました。振り返ると非常に長い間OSCE実習をやっていたことが分かります。
始まりは10/2。夏休みが終わってすぐに始まりました。
OSCE実習の内容についてはあまり詳しく言えないので、直接的な表現は避けますが、感じ取っていただけたら嬉しいです。
OSCE実習は拘束時間が長い!!
実習はとにかく長いのが嫌になりますね。
最初の頃は午後から始まって16時に終わるのですが、だんだんと帰る時間が遅くなって、、、、
外に出ると真っ暗!!なんてことも。。。
しかも午後から始まるのが午前中から始まるようになり、合計で8時間ほど課題をやる日もありました。
体力的にも大変なところがあるので、学生のみなさんは十分に休息を取って、毎日の実習に臨みましょう!
薬学生のみなさんはぜひとも心して臨むようにしてください!!
私の大学の試験日は12/2でもうあと少しです。当日は何が起こるかわからないので、ぎりぎりまで内容を復習しておこうと思います。
不安な気持ちでいっぱいですが最後までやりぬきます。
OSCE実習のいいところ
しかし、よかったこともあるんですよ!
例えば先輩のTAさんとかなり仲良くなれます!
TAさんというのは、Teaching Assistantの略称で学生の実習をまじかで教えてくれる先輩方のことです。
どうしても学部の縦のつながりってなかなかできにくいですよね。
とくにサークルや部活を引退した後だと、先輩が新しく増える機会はほとんどありません。
しかし、OSCE実習は先輩のTAさんが実習を見てくださるのでけっこう仲良くなれます!
男子の先輩はもちろんのこと女子の先輩も増えるので楽しくなります。
ちなみに、私たちの代ではOSCE終わりにTAさんも呼んで飲み会を開くことになりました!
やっぱり縦の飲み会は大事だと思います。もちろん私が幹事をやることになりました!
OSCE実習は薬剤師の仕事を模擬体験できる
もう一つの良かったところ!!
それは何と言っても薬剤師になるために必要なことを身を持って体験できることではないでしょうか。
もちろんOSCEで取り扱う範囲は本物の薬剤師に必要な項目の5%くらいかもしれません。
しかし、その5%を通して薬剤師とは何か、薬剤師に求められていることを感じ取ることができました。
薬剤師はただただ、医者が出した処方箋にしたがって薬を棚から出して袋に詰めるだけではないのです。
もちろん、昔はそれでも十分にお金がもらえたかもしれません。
今では薬剤師が余る時代と言われ、しかもAIによって調剤には機械が使われるようになってきています。
つまり、処方箋通りの仕事しかできない薬剤師は近い将来淘汰されてしまうかもしれません。
OSCE実習でコミュニケーション強化
OSCE実習では技術のほかに、患者さんとのコミュニケーションの実習もありました。
この実習は薬剤師が処方箋に沿って薬を渡すだけではないということを示していると思います。
しっかりコミュニケーションを通して患者さんの内面も同時にカバーしていくことも求められていると思います。
これからの薬剤師は患者さんの心に寄り添いながら、親身になりながら病気を一緒に改善していき、高度な知識と技術を持っていなければならないと感じました。
政府が最近発表した方針の一つに 「”対モノ”から”対ヒト”へ」というスローガンがあります。
これは薬剤師業務が、薬の管理や処方箋を預かるといった「モノ」に対する仕事を減らしていき、患者さんと直接かかわる「ヒト」への仕事にシフトしていくことを表しています。
今までは、薬を管理しているだけで、患者さんには薬の説明を軽くするだけでした。
これからの時代、薬剤師は患者さんともっと会話をしていくことが求められます。
医師には相談しにくいけど、薬剤師になら相談してもいいかな!という患者さんの声を耳にしたことがあります。
薬剤師が医師には言えないような患者さんの声を聞きとり、医師と相談するという形が見えてきました。
主な相談内容としては、日々の健康面に関することや、簡単な食事アドバイス、OTC薬のアドバイスなどがあります。
確かに、医師には少し相談しにくいですよね。
今後、薬剤師がさらに患者さんの生活や栄養、健康管理に積極的になっていくことで、薬剤師としての職能を広げていくことが必要になっていきます。
その基礎となるコミュニケーションはしっかりと習得しておきたい技能です。
OSCEの本番に向けて
OSCEは12月の上旬に行われます。
それに向けて今勉強していることを精一杯出せるように頑張りたいと思います。
また、OSCEが終わった次にはCBT試験が待っているので、それについても勉強を始めなくてはなりません。
やることが盛りだくさんですがしっかりと用意をしていきたいと思います。