センター地理の勉強法、この3つはおさえよう!

こんにちは、こんばんは!管理人のけいです!

今回は地理の勉強法について紹介していきます。私は大学受験のセンター試験の時、地理選択者だったので、今回はその体験談を書いていきます。

地理は主に日本の国土や文化、世界の文化や習慣、宗教について勉強していきます。

私たち日本人が一般常識として知っておかなくてはならない知識はもちろんのこと、それ以外のプラスアルファの部分まで学びます。

今回は地理の勉強法を学んでいきましょう!



地理って結局よくわからない

地理と聞くとどうしても、勉強するのがめんどうくさかったり、感覚で解けてしまう部分もあります。

例えば、日本で米の生産量が多い県はどこでしょう、という問題が出たとします。

選択肢は下の4つ。

新潟、大阪、茨城、熊本

さあ、どうでしょう。

このような問題なら、感覚で分かってしまいませんか?

米は基本的にきれいな水が必要ですから、大阪はなんとなく川が汚いイメージがあって選びにくくないですか?

さらに、雨がある程度必要な気がするので、どっちかっていうと関東平野に属する茨城には雨が降りそうもない。

また、気温が暑すぎても米は育ちにくそうなので、なんとなく熊本はないかな。

そうすると、必然的に新潟が残ってきます。

もちろん、正解は新潟です。

地理は正確な知識がなくても、なんとなくの感覚がありさえすれば正解にたどり着けてしまいます。

おそらく、これが地理をやる気にならない理由ではないでしょうか。身近な話題過ぎて頑張って覚えようという気にならない。

しかし、少しだけ見方を変えてみましょう。

身近な話題であれば逆に親近感がわきませんか?

日本史や世界史は昔の人のことを覚えなくてはなりませんよね。昔の人が書いた歌、昔の人が起こした戦争、陰謀などですね。

正直、身近に感じることができないのは私だけでしょうか。

昔の人なんて今生きてないし、どうでもよくない?

確かに、源氏と平家の争いはすごかったけど、今どっちもいないじゃん。

まさに、その通り。興味がわきにくい気がするんです。今ないし、昔だし。

もちろん、そこに魅力を感じる人もいると思いますが、残念ながら私の場合無理でした。

一方地理であれば、現実の米や魚、野菜などを題材にしていますのでなんとなくとっつきやすかった気がします。

この親近感をモチベーションに変えて、勉強に移るのはどうでしょう。

身近であれば興味はわきにくいですが、点数を取るために勉強すると割り切ってしまえば、最も取り組みやすい科目になるはずです。

続いて、私が行った勉強法を紹介します。

私がやった勉強法

私がやった勉強法としては下の3種類になります。

この勉強法は浪人時代になって確率できたものであり、現役時代に思いついていれば!!と後悔していますね。。。

ぜひとも参考にしてみてください!

地理の問題集を解く

これは本当に単純ですね。おそらく、受験生のほとんどの人がやると思います。

特に説明することはありません。

私が使っていた参考書を紹介しておきます。

 

もちろん、私が使っていたときは2014でした!実戦的な問題がかなり多くあり、難しくて解けないような問題もありました。これをしっかり解いて、間違えた部分を復習すれば着実に実力は伸びていくはずです。

この問題集も駿台の問題集と同様にオリジナル問題を解きながら勉強していきます。
レベルは少し高めなので教科書の内容をまずは終わらせてから始めるといいでしょう。

地図帳への書き込み

この勉強法をやっているのはあまり多くないと思います!

おそらく、毎年の受験生の中でも少数派でしょう。

地図帳への書き込み学習を教えてもらったのは中学校1年生の時の先生でした。

今はどうしてしているのかは全く分かりませんが、本当に大好きな先生でした。

その先生はとにかく地図帳が大好きで、教科書を進めながら頻繁に地図帳を使わせていました。

地図帳を忘れた人は立たされて怒られるほど。

実際にどうやって書き込んでいたかというと、下の写真を見てください。

意外と複雑な南アメリカ大陸。山岳地帯や海沿いの地域がかなり近いです。

アメリカ大陸の地形の特徴や各州の産業などが書いてあります。

ケッペンの気候区分や石炭、石油の算出場所が見えますね。

こんな感じでとにかく習ったことを同じページに書き込んでいきます。直接書き込んでもいいですし、付箋に書いてそれを貼り付けるのもありです。

こうしておけば、地図帳を見るだけで簡単に過去に習った重要ポイントを復習することができます。

また、地理はとにかく地図が重要になります。

このことから要点と地図をリンクさせておくと、本番中にかなり役に立ちます。

地図を見れば要点が分かり、文章を読んで要点が出てきたときには地図が頭に主起こされるとなっていれば、地理を効率よく勉強することができます。

地図帳はきれいに使いたいという人がいる場合には、コピーを取るといいでしょう。

コピーにひたすら書き込めば、元の地図帳はもとのまま使えますね。

私の場合はとにかく汚した方がいいと考えていたので、ひたすら書き込んでいました。

見開きの世界地図までこんな感じで使ってました。

これ、意外と覚えるんです。見開きはほぼ毎回目に入ってくるので、そのたびに復習ができます。

オーストラリア、ニュージーランド周辺にはサンゴ礁がたくさんあります。そして、そのサンゴ礁は裾礁、堡礁、環礁に分けられます。

この区分は実際のセンター試験にも出てきており、どれがどれかを覚えるのが大変でした。

しかし、上の写真のように地図帳に書き込んでしまえば、サンゴ礁の種類と場所を把握することができ、しっかりと覚えることができました。

人間の脳は文章よりも、図の方が覚えやすくなっているそうです。

しかも、図を覚えておいた方が脳の負担にならないとか、そういううわさも聞いたことがあります。

ちなみに、オーストラリアで有名なグレートバリアリーフはオーストラリア大陸の右側にあり、大堡礁という別名もあるそうです!

地図帳に書き込むと、文章プラス地図の映像として記憶に残りやすくなります。

私はこの方法で地理の点数が安定し、高得点が取りやすくなりました。

みなさんもぜひやってみてください!

書き込みノートを作る

次は書き込みノートについてです。

私の場合現役生の時にはあまり時間がなく、浪人時代も数学や英語に時間をあてたかったので地理のきれいなノートは作りませんでした。

私が作ったのは汚いノートです。

いや、今見てもかなりごちゃごちゃしてます笑

これを人様に見せるのはどうかと思いますが、一応見てください。

私は項目ごとに順番に勉強するのではなく、問題集を中心にしていました。

そして、問題集で分からなかった部分、解答を読んで知らなかったこと、重要だと思った部分を、順番を考えずに書いていきました。

写真を見ればわかるようにインド周辺の地形や宗教を書いていると思ったら、隣のページではラニーニャ、エルニーニョ現象について書き込んでいますよね。

順番はばらばらでオッケー。

おそらく、完璧主義の人からするとイライラしてしまうかもしれませんが、私はこれがいいかなと思っていました。

このノートは先生に見せる訳でも、提出するわけでもありません。

私が使うだけです。むしろ私しか使いません。

つまり、いくら汚くても、ごちゃごちゃしていても、ここには私が必要だと思ったことが書かれていることから、全く無駄のないノートになっているのです。

どのページを読んでも受験に必要な知識です。

私にとってはどんな参考書よりも参考になるノートじゃないかなと思っています。

問題集を解く
書き込む
気が向いたら見返す

見返す時間は少しでも効果的で、寝る前や10分休みなどにぴったりですよ!

実際私も模試や正解率はかなり上がっていきました。

地理への心構え

次に地理をやる時の心構えを紹介します。

地理は日本史、世界史よりも点数が取りにくいとよく言われています。

日本史、世界史は100点を取りやすいですが、地理で100点はけっこう難しいです。
その理由としては、地理にはこんなの誰も解けないだろ!というような変な問題が毎回出てきます。

いくら、問題集をやったとしても見たことないような変化球問題が必ずあります。

そして、勉強量に対してだんだん点数が伸びにくくなることもあります。

あれだけ勉強してのにぜんぜん点数に反映されないのは僕も経験しました。
点数の伸びが悪くなってきたら、知識が飽和し本番の問題次第になってくるので、勉強時間を少しずつ減らしていくのもいいと思います。

実際、本番のセンターの例を紹介します。

「地図上にはある地域の病院、コンビニ、交番の位置を☆、〇、△のいずれかで示している。その組み合わせはどれか」

こんな問題始めてみましたよ。

まず、その地域どこなんだろってとこから、どれでもよくない?って考えちゃいますよね。

つまり、地理はの勉強法としては、全てを知り尽くすのは無理なので、知識と同時に自分の中で問題解き方を確立させておくといいと思います。

こういう問題はこうやって解く、こっちの問題はこの知識を活かしてこうやって解こう、問感じですね。

ちなみに上の問題は、コンビニは幹線道路の近くにあり、交番は駅前にあり、病院については、大きな病院が大きめの道路の近くでコンビニよりは少ない、小さな病院は街の中に何個かある、という条件を当てはめながら考えていきます。

たとえ、その場所を知らなくても、地理の一般的知識と自分の経験則で解くようにしましょう。

日本史の場合には自分の経験則が介入しにくいですが、地理では通用します。

もしかしたら自分の感覚も役に立つかもしれませんね。

まとめ

地理の概要についてはなんとなく分かりましたか?

地理を選択する人は、理系の人が多いかもしれません。地理の他にももっとやらなくてはならない数学、化学、英語、物理などがありますよね。

早めに地理を始めておくのをお勧めします。

また、1日の勉強の始まりや、お昼休み明けの眠い時間に地理をやるとすんなり勉強に入れると思います。

私の場合、数学の問題を解き終わってやる気が少しなくなった時に地理を解くことでリフレッシュしていました。

カカオはこの国が多いのか~と考えると、なんとなく落ち着きませんか?笑

それでは、今日はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました。