CBTの勉強法 ~ZONE2 Part1~

今回もCBTの勉強法について紹介していきます。

前回はZONE1の勉強法について説明しましたね!

「CBTの勉強法 ~ZONE1編~」

ZONE1は基礎的な知識を勉強しました。

一方で、ZONE2ではより薬学について専門的なことを学習していきます。

正直言うと


ZONE2が最も大変です!

内容が難しいのと、暗記量が多いです。。

あなたも心して勉強を始めてください。

しかし、逆に考えれば

ZONE2を乗り越えれば、後は楽になる!

まずはZONE2で勉強する範囲を見ていきましょう。




目次

ZONE2で勉強する範囲

ZONE2は3つのパートに分かれています。

  • 薬と疾病Ⅰ
  • 薬と疾病Ⅱ
  • 薬と疾病Ⅲ

始めにパートごとにどんな勉強をするかを説明していきますね。

薬と疾病Ⅰ

薬と疾病はⅠ~Ⅲの3つのパートに分かれていています。

パートⅠでは主に「薬理学」について勉強していきます。

 

薬が効果を発揮するプロセスや、治療薬の分類、疾病の種類について細かく勉強します。

ZONE2の中で最も範囲が広いことから大変な部分です。

ZONE2をやるならまずはこの範囲から始めましょう!

 

薬と疾病Ⅱ

パートⅡでは「薬物動態学」と「製剤学」がメインです。

薬が吸収され、体内に分布して、代謝、排泄までの過程を勉強していきます。

 

また、代謝速度、排泄速度を式とグラフを用いて視覚的にとらえていきます。

製剤学では、薬の材質や剤型などについて勉強していきます。

覚えるのが多い部分なので、特徴をしっかり押さえながら勉強していきましょう。

 

薬と疾病Ⅲ

パートⅢは「医薬品情報」、「患者情報」について扱います。

パートⅢはパートⅠ、Ⅱと比べるとはるかに楽です。

 

覚えることも少ないですし、出題されない場合が多かったです。

そのため、軽く勉強しても大丈夫です。

 

ZONE2の難関はやはりパートⅠなので、力を集中させて勉強していきましょう。

今回は、パートⅠの「薬と疾病Ⅰ」の勉強法について紹介していきます。

 

薬と疾病Ⅰの勉強法

パートⅠは非常に勉強するべき範囲が広いので、心して勉強してください。

おそらく、CBTの勉強の中でも1,2を争う大変さです。

 

一度勉強するだけでなく、何度でも復習して知識をどんどん増やしていきましょう。

この範囲の知識は、薬局実習、病院実習、薬剤師国家試験でも役に立ちます。

それでは各分野ごとに説明していきますね!

C13-1, 薬の作用と生体内運命の勉強法

勉強法の概要

  • 薬の作用:受容体の種類を覚えるのが大変。まずはポイント集に出てくる受容体や用語をしっかりと覚える。一通り終わったら問題を解く。復習が必須な分野
  • 薬の運命:パートⅡで詳しく勉強するので飛ばして大丈夫
  • 薬の副作用:他の分野とほとんどかぶっているので、軽く読むだけで大丈夫

薬の作用

「薬の作用」の分野では、主に用量反応曲線を学習します。

用量反応曲線とは、薬の作用が出てくるために必要な薬物量を測定し、横軸を濃度、縦軸を反応率としたグラフです。

競合阻害、非競合阻害でどのようにグラフが変わるかを勉強しましょう。

 

また、受容体の種類についても勉強していきます。

受容体の種類は何種類もあるので、繰り返し勉強しましょう。

 

  • Gタンパク質共役型受容体:Gqタンパク質、Gsタンパク質、Giタンパク質
  • イオンチャネル内蔵型受容体:ニコチン受容体、GABAA受容体
  • 細胞内受容体:ステロイドホルモン受容体

 

Gq、Gs、Giタンパクの違いや特徴についても覚えてください。

薬物受容体についても同様に区別して覚えましょう

  • ニコチン受容体
  • ムスカリン受容体
  • アドレナリン受容体
  • ヒスタミン受容体
  • セロトニン受容体
  • ドパミン受容体

 

この辺は非常にややこしいです!

私も覚えるのに苦労しました。

パートⅠの後半の方でもたくさん出てくるので、何度も繰り返して覚えていきましょう。

 

薬の運命

「薬の運命」では、薬が吸収され代謝、分布、排泄されるまでを勉強します。

しかし、パートⅡで詳しく勉強するので、飛ばしてしまって大丈夫です。

ポイント集を軽く読んで、次の範囲へ進みましょう。

 

薬の副作用

「薬の副作用」についても、後の分野で勉強するのでしっかり勉強しなくて大丈夫です。

軽くポイント集を読んでおくだけで次に進みましょう。

 

C13-2, 薬の効き方Ⅰの勉強法

勉強法の概要

  • 中枢神経系に作用する薬:作用機序が似ている薬が多いので、整理しながら覚える。ポイント集→問題
  • 自律神経系に作用する薬:非常に重い範囲。アドレナリン受容体の種類が多く、出てくる薬も多いので重点的に勉強する。早めに手をつける。
  • 知覚神経系、運動神経系に作用する薬:出てくる薬は少ないので、ポイント集を軽くまとめて問題を解く。
  • 循環器系に作用する薬:自律神経系と同様に薬がたくさん出てくる。抗不整脈薬は覚えるのが大変なので早めに始める。
  • 呼吸器系に作用する薬:他の分野と比べるとはるかに覚えやすい。さらっと要点をまとめ問題を解いて勉強する。

中枢神経系に作用する薬

中枢神経に作用する薬を勉強していきます。
登場する薬は下の5つです。

  • 麻酔薬
  • 催眠薬
  • 鎮痛薬
  • 中枢神経疾患薬:アルツハイマー、てんかん、パーキンソン病
  • 精神疾患薬

作用機序が似ているものが多いので、1つ1つ丁寧に勉強してください。

まずはポイント集をまとめるところから始めましょう。

 

いきなり問題を解き始めても、全く解けないと思います。

アルツハイマー治療薬とパーキンソン病治療薬はごちゃごちゃになりやすいので、紙にしっかり書き出しながら覚えましょう。

 

また、精神疾患治療薬も覚えるポイントが多いです。

三員環系、四員環系、SSRI、SNRIなどの特徴と薬剤名を覚えましょう。

自律神経系に作用する薬

自律神経について説明できますか?

自律神経とは自分の意思で制御できない神経や臓器のことです。

 

交感神経と副交感神経があるので、まずはここから覚えていきましょう。

心臓や平滑筋は交感神経と副交感神経によって二重に支配されており、それぞれの神経でどんな作用が出るかを覚えましょう。

 

ここで出てくる薬は下の5種類です。

  • アドレナリン作用薬
  • アドレナリン受容体遮断薬
  • 副交感神経作用薬
  • 副交感神経遮断薬(抗コリン薬)
  • 自立神経作用薬

この中で特に勉強するべきなのは、アドレナリン系の薬です。

とにかく覚えることが多いです。

アドレナリン受容体はα、β受容体の2種類があり、細かく分かれています。

アドレナリン受容体α受容体:α1、α2
β受容体:β1、β2

さらに、作用薬と遮断薬で細かく分かれています。

  • α1受容体作用薬:ナファゾリン、フェニレフリン、ミドドリン
  • β1受容体作用薬:ドブタミン、デノパミン
  • β2受容体作用薬:サルブタモール、トリメトキノール、テルブタリン・・・・
  • α1受容体遮断薬:プラゾシン、ウラピジル・・・
  • β受容体遮断薬:プロプラノロール
  • β1受容体遮断薬:アテノロール、アセブトロール・・・

この範囲は本当に大変でした!

 

何度やっても覚えきれないため、CBT本番直前まで勉強していました。

それくらい大変なので、あなたも早めにやっておきましょう。

知覚神経系、運動神経系に作用する薬

知覚神経系の薬とは主に痛みについて緩和効果のある薬です。

麻酔薬や鎮痛薬が含まれますが、他の分野とかぶっている範囲がほとんどでした。

 

運動神経系の薬として筋弛緩薬があります。

筋弛緩薬のツボクラリンやスキサメトニウムについて勉強します。

この範囲は他の分野と比べても軽いので、ポイント集を軽くまとめて問題を解いていきましょう。

循環器系に作用する薬

循環器系では心臓に作用する薬を扱います。

  • 抗不整脈約
  • 心不全治療薬
  • 狭心症、心筋梗塞治療薬
  • 高血圧治療薬

心臓についての問題は出題されやすいので、ポイント集からまとめていきましょう。

 

ほんとによく出やすいです!

の中でも抗不整脈薬は非常に種類が多いので狙われやすいですよ。

 

ポイント集でも18種類登場するので、特徴と作用機序、効果を区別しながら覚えてください。

高血圧治療薬は、アドレナリン受容体遮断薬や利尿薬とかぶってくる部分が多いので、他と比べると軽い範囲になります。

呼吸器系に作用する薬

呼吸器系では主に3種類の治療薬を扱います。

  • 呼吸興奮薬
  • 鎮咳、去痰薬
  • 気管支喘息治療薬

呼吸興奮薬はジモルホラミンとドキサプラムだけなので、ササッと覚えていきましょう。

去痰薬はあなたも薬局でもらったことのある薬が多いので覚えやすいでしょう。

気管支喘息治療薬は主に、β受容体作用薬です。

これは自律神経系の薬で勉強している範囲なので頭に入りやすいです。

抗アレルギー薬もこの分野に入っていて、種類が多いです。

まずはポイント集をまとめて、違いを頭に入れていきましょう。

終わった後に、問題を解き始めて分からない部分、覚えきれていない部分をあぶりだしましょう。

C13-3, 薬の効き方Ⅱの勉強法

勉強法の概要

  • 消化器系に作用する薬:消化器系は暗記が中心。難しい分野ではないので、知識を整理しながら薬剤名を覚える
  • 腎臓に作用する薬:利尿薬が中心。利尿薬は複数あるので、作用する部位、作用機序、薬剤名をリンクさせること。早めに勉強する
  • 血液・造血に作用する薬:ZONE2の中でも重い分野。作用機序が複数存在し、対応する薬剤もたくさんあるので非常に覚えにくい。ここも早めに勉強を始める
  • 代謝系に作用する薬:生活習慣病に関する薬を勉強することから、知識が入りやすい。ポイント集でまとめてからどんどん問題をといていく
  • 炎症・アレルギーと薬:抗炎症薬、アレルギー薬は難しくないので、進めやすい。問題をすぐに解き始めて、間違えたところをポイント集で復習する

ホルモンと薬

ホルモンの種類を覚えることから始めましょう。

体の中には様々なホルモンが存在しているので、全てのホルモンをまずは覚えてください。

ホルモンの特徴と働き、分泌場所、作用場所を覚えましょう。

これを覚えないと、薬についての理解が深まりません。

ルーズリーフに書き出したりしながら、ホルモンを暗記してください。

おすすめの方法としては人体図を描いて、場所ごとにホルモンの名前と種類を書き込んでいくことです。

ホルモンを暗記できたら、下のように関連する薬を覚えていきましょう。

  • 卵胞ホルモン:エチニルエストラジオール
  • 男性ホルモン:メチルテストテロン
  • 甲状腺ホルモン:レボチロキシン

ホルモンの名前と作用を覚えるのが非常に大変でした。

また、欠乏症や過剰症についても覚えるので、この範囲は何度も勉強しました。

ある程度覚えてから問題を解いていきましょう。

消化器系に作用する薬

消化器系とは胃や腸、肝臓、膵臓に関する薬を扱います。

胃薬はあなたにとってなじみのある薬かもしれませんね。

ここではとにかく暗記あるのみです。

すいません、ここでは特にアドバイスできないです笑

病院実習でよく見かけたので、覚えていると後から便利ですよ。

腎臓に作用する薬

腎臓に作用する薬の代表として利尿薬があります。

腎臓の仕組みと利尿薬の種類をしっかり覚えましょう。

利尿薬は基本的に5種類です。

  • 炭酸脱水素酵素阻害薬
  • ループ利尿薬
  • チアジド系利尿薬
  • アルドステロン拮抗薬
  • カリウム保持薬

腎臓のどこに働くかと、どうやって働くかを覚えましょう。

ポイント集を使って簡単にまとめて、違いを説明できるようにしてください。

場所の違いは非常によく聞かれます。

ポイント集が終わったら問題を解きましょう。

血液・造血に作用する薬

血液・造血に関する範囲は薬の効き方Ⅱの中で、大変な範囲です。

その理由として出てくる薬の量が多いことです。

止血薬:5種類
血液凝固阻害薬:8種類
血小板凝集因子阻害薬:9種類
血栓溶解薬:2種類


合計で24種類も登場するので、作用機序と薬の名前を一致させてください。

また、血小板凝集阻害薬は作用機序がバラバラで名前も統一性がないことから、覚えるのが非常に大変でした。

自律神経系の薬に並ぶレベルで大変な範囲なので復習が欠かせません。

まずはポイント集をよく読んでまとめてみてください。

また、血液凝固系と線溶系の流れも復習しておきましょう。

代謝系に作用する薬

代謝系に関する薬は下の4種類が登場します。

  • 糖尿病治療薬
  • 脂質異常症治療薬
  • 高尿酸血症・痛風治療薬
  • 骨粗鬆症治療薬

この中で覚えやすいのは糖尿病と脂質異常症についてでした。

生活習慣病の治療薬であることから、他の授業でも出てくる回数が多かったため覚えやすかったです。

また、薬局実習でも出てきやすい薬なのでよく勉強しておいてください!

高尿酸血症と骨粗鬆症の薬は比較的覚えやすく、軽く進める範囲です。

炎症・アレルギーと薬

この範囲で登場するのは3種類です。

  • 炎症治療薬
  • リウマチ治療薬
  • 抗アレルギー薬

炎症治療薬としてステロイド系と非ステロイド系に分かれます。

ステロイド系は副腎皮質ホルモンとして免疫抑制効果によって炎症を抑え、非ステロイド系はシクロオキシゲナーゼ阻害によって抗炎症作用を示します。

違いと特徴をしっかり覚えましょう。

また、出てくる薬剤名が多いので、できるだけ全部覚えましょう。

関節リウマチ治療薬は12種類出てくるので、覚えるのが大変です。

作用機序を元にして覚えていきましょう。

生物学的製剤もあり、覚えにくいので何度も復習してください。

抗アレルギー薬は花粉症の人にとってはなじみのある薬です。

抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエーター遊離抑制薬、ロイコトリエン受容体遮断薬などを区別しながら薬剤名を覚えてください。

この範囲は作用機序が難しいものは少なく、薬剤名の暗記が中心です。




C14-1, 体の変化を知るの勉強法

勉強法の概要

  • 症候:他の分野とかぶっているので、ポイント集を軽く読むだけで十分。まとめる必要はない
  • 症候と臨床検査値:他の分野とかぶっている部分が多く、進めやすい。臨床検査値は覚えておくと後から楽になる。悪性腫瘍マーカーはぜったいに覚える

症候

この範囲は、病気の一覧とその特徴が掲載されています。

他の分野でも扱われるので、おおざっぱに見ておくだけで大丈夫です。

 

ノートにまとめる必要はないです。

流す程度で次の範囲に進んでいきましょう。

症候と臨床検査値

臨床検査値がまとまって載っています。

  • 肝機能
  • 腎機能
  • 呼吸機能
  • 心機能
  • 悪性腫瘍マーカー

などが掲載されていますので、しっかりと目を通しておきましょう。

 

悪性腫瘍マーカーの表はぜったいに覚えましょう。

問題で出てくることが多いので、本番のテストでも有利になるでしょう。

C14-2, 疾患と薬物治療(心臓)

C13の範囲でやった内容よりも、疾患にスポットを当て、より詳しく疾患を学んでいきます。

一方で薬については、軽くしか触れられていないので、このタイミングでC13の範囲の復習をしましょう。

疾患と薬をより密接に関連付けることで、確実な知識を身につけることができます。

 

勉強法の概要

  • 心臓・血管系の疾患:不整脈の種類を覚えておく。抗不整脈薬をしっかり復習する
  • 血液・造血器の疾患:貧血の種類と白血病の種類を特徴ごとにまとめる。まずはポイント集を使い、問題を解いてみて知識定着ができているか確認
  • 消化器系疾患:肝炎は3種類あり遺伝子型も異なることから特徴ごとにまとめる。ガンについては腫瘍マーカーと治療薬を覚える。まとめてから問題を解く

心臓・血管系の疾患

この範囲では心臓、血管系の疾患を勉強していきます。

不整脈、心不全、高血圧、動脈硬化症などです。

各心疾患を区別して覚え、治療薬をしっかり覚えてください。

 

まずはポイント集から始めて、ノートにまとめていきましょう。

一通り終わったら、実際に問題を解いていきましょう。

1回だけでは覚えきれないので、何度も復習をすると効果的です。

血液・造血器の疾患

ここでは赤血球と白血球に関する疾患を勉強します。

赤血球に関する疾患は貧血があります。

貧血の種類鉄欠乏性貧血
巨赤芽球性貧血
再生不良性貧血
溶血性貧血

これら4種類の原因、症状、検査値、治療法を覚えましょう。

 

ごちゃごちゃになってしまいやすいので、ノートに分かりやすいようにまとめてください。

その後、問題を解きながら各貧血について知識をつけていきましょう。

 

白血病についてもよく出題されていました。

白血病の種類急性骨髄性白血病
急性リンパ性白血病
慢性骨髄性白血病
慢性リンパ性白血病

などがあります。

 

これらについても、成員、症状、検査、治療法を覚えておきましょう。

慢性リンパ性白血病以外はよく出題され、治療薬の分類がこんがらがりやすいです。

消化器系疾患

消化器性疾患としては胃潰瘍や肝炎、膵炎、ガンなどがあります。

特に肝炎と消化器系ガンについては重点的に勉強してください。

 

肝炎はA, B, Cの3種類があり、それぞれ感染するウイルスが異なります。

原因、感染経路、症状、検査、治療法の5点を中心に勉強しましょう。

表を作ってまとめておくと、頭に入りやすいです。

 

B型肝炎については、生体内で抗原が生成されるので、抗原の種類や感染時の増減も覚えてください。

消化器系ガンについては、癌の組織型と腫瘍マーカーを覚えましょう。

C14-3, 疾患と薬物治療(腎臓)の勉強法

勉強法の概要

  • 腎臓・尿路の疾患:特有の疾患の特徴を覚える。他の範囲と比べて暗記がメイン
  • 生殖器疾患:前立腺肥大症では治療薬がたくさん出てくるので、C13の内容を復習しつつ問題を解く
  • 呼吸器・胸部の疾患:気管支喘息治療薬が多いので、特徴を押さえておく。気管支喘息患者に禁忌の薬もあるので復習する
  • 内分泌系疾患:ホルモン関連の疾患を扱うので、ホルモンの知識を復習。過剰症、欠乏症が混ざらないように特徴をまとめながら勉強
  • 代謝性疾患:生活習慣病の検査値を覚える。脂質異常症についてはコレステロールが数種類あるので、働きと特徴を押さえる。治療薬も復習
  • 神経・筋の疾患:アルツハイマー病とパーキンソン病がごっちゃになりやすい。ポイント集でまとめて違いを説明できるようにする。治療薬が多いので復習する

腎臓・尿路の疾患

腎臓の疾患について扱います。

腎不全
ネフローゼ症候群
糸球体腎炎
尿路結石
尿路感染症

腎不全の分類、特徴をまずは押さえましょう。

 

その後の治療法についても必須です。

ネフローゼ症候群は口で説明できるようにしてください。

 

タンパク量がどうなるのか?
アルブミンはどうなるのか?

について説明できるように。

糸球体腎炎、尿路結石の範囲は特に難しいことはなく、ひたすら暗記をしましょう。

生殖器疾患

生殖器疾患では次の疾患を扱います。

前立腺肥大症
前立腺ガン

前立腺肥大症は何種類かに分類されています。

排尿障害や夜間頻尿などの合併症が起きたりするのでしっかり区別してください。

 

また、治療薬を覚えておきましょう。

ホルモン治療をするのかアドレナリン受容体遮断薬を使うかがあります。

 

前立腺ガンの場合にも薬物療法が使われるので、どうやって治療するかを覚えましょう。

覚える量はそこまで多くないので、スムーズに進むことができるでしょう。

呼吸器・胸部の疾患

この範囲では主に、呼吸器系の疾患を勉強します。

ぜんそく
COPD
肺ガン
乳ガン
肺炎
間質性肺炎
結核

最も力を入れるべきなのは気管支喘息についてですね。

急性発作治療薬、発作予防薬が多く、作用機序をしっかり覚えてください。]

 

肺ガンについては分子標的薬のゲフェチニブ、エルロチニブや抗悪性腫瘍薬としてシスプラチンやエトポシドを使うことを押さえておくだけで十分です。

肺炎、結核もそこまで重くはありません。

 

この範囲では気管支喘息に力を注いでください。

ポイント集をまずはまとめ、内容を整理してください。

そして、問題を解いてみて分からないところをさらに復習していきましょう。

内分泌系疾患

内分泌系疾患は内分泌ホルモンが関わっている疾患のことです。

甲状腺ホルモン関連の疾患バセドウ病
クレチン症
橋本病

 

甲状腺ホルモンについての疾患が3種類あり、特徴が混ざりやすいです。

機能亢進症なのか、低下症なのかを表にまとめて覚えましょう。

 

その他にも

クッシング症候群
尿壊症
原発性アルドステロン症

について説明できるように勉強してください。

代謝性疾患

代謝性疾患は以下の3つについてです。

糖尿病
脂質異常症
高尿酸血症・痛風

糖尿病は3大合併症を覚えたり診断基準、治療薬を覚えましょう。

 

脂質異常症も診断基準値と、体内におけるコレステロールの働き、治療薬を覚えてください。

高尿酸血症・痛風についても、原因と治療薬をしっかり覚えましょう。

 

勉強量は他よりも少なく、進めやすい範囲です。

まずはポイント集で勉強してから、問題を解いていきましょう。

神経・筋の疾患

下の4種類について勉強します。

脳血管疾患(脳梗塞、脳血栓症)
てんかん
アルツハイマー
パーキンソン病

脳血管疾患は疾患の概要を覚えるだけで、治療薬はそこまで多くありません。

 

一方でてんかん、パーキンソン病、アルツハイマーは治療薬がたくさんあるので少し大変です。

てんかん:8種類
パーキンソン病:9種類
アルツハイマー:4種類

 

また、パーキンソン病とアルツハイマーの原因がごちゃごちゃになりやすいのも注意です。

  • パーキンソン病:黒質-線条体型の変性によるドパミン作動性ニューロン機能低下
  • アルツハイマー:脳の委縮、老人班の沈着、コリンアセチルトランスフェラーゼの活性低下

「脳の異常」というくくりだけで覚えていると間違いやすいので注意です。

C14-4, 疾患と薬物治療(精神)の勉強法

勉強法の概要

  • 精神疾患:統合失調症の陽性、陰性症状を分けて覚える。それぞれに対応する治療薬も覚える
  • 耳鼻咽喉の疾患:特に難しいところ、覚えるべきポイントはない。ポイント集を読むだけで十分
  • 皮膚疾患:アトピー性皮膚炎と播種性血管内凝固症候群、突発性化粧版減少性紫斑病の3種類だけを覚えるだけ。ポイント集を読むだけで十分
  • 眼疾患:緑内障、白内障の違いを説目できるようにする。緑内障の薬についても復習
  • 骨・関節の疾患:骨粗鬆症と関節リウマチがメイン。骨粗鬆症は2パターンあり原因と特徴を勉強する。関節リウマチは原因と発症までの流れを勉強。治療薬が多いので復習
  • アレルギー・免疫疾患:アレルギーの種類を理解すること。特徴的なアレルギー疾患と免疫疾患をポイント集でまとめる。終わったら問題を解いてみる
  • 移植医療、緩和ケアと長期療養:特に難しいポイントはないので、ポイント集を熟読する

精神疾患

統合失調症
うつ病

上の2種類について勉強していきます。

統合失調症には陽性症状と陰性症状の2種類があり、対応する治療薬を覚えましょう。

うつ病については5種類の治療薬があるので、それぞれの特徴と作用機序を覚えてさい。

覚える部分は、C13で出てきた範囲と近いので、そこまで大変ではありません。

軽めにポイント集を読んで、問題に挑戦していきましょう。

耳鼻咽喉の疾患

この範囲では赤文字が極端に少ないです。

そのため、ポイント集を軽くまとめるだけでいいでしょう。

 

耳の構造についてはZONE1でやっていると思いますが、名前を復習しておきましょう。

どんどん次に進んでいきましょう。

皮膚疾患

皮膚疾患についても覚える項目は少ないです。

アトピー性皮膚炎と播種性血管内凝固症候群、突発性化粧版減少性紫斑病の3種類についてだけ勉強しましょう。

それぞれの特徴や原因を書き出してまとめておいてください。

 

眼疾患

眼疾患は耳鼻咽喉、皮膚に比べると覚える量が増えます。

緑内障は解法隅角緑内障と閉塞隅角緑内障の2種類があり、治療薬が非常に多いです。

 

治療薬が9種類もあり、1つ1つ丁寧に覚えていきましょう。

また、緑内障と白内障の違いも説明できるようにしておいてください。

骨・関節の疾患

2つの疾患がメインです。

骨粗鬆症
関節リウマチ

骨粗鬆治療には、12種類もの治療薬が使われるので特徴ごとに覚えておきましょう。

 

また、閉経後骨粗鬆症と老年性骨粗鬆症なのかについても勉強してください。

関節リウマチについては原因を勉強しましょう。

関節リウマチ治療薬の種類はたくさんあるので、ここで復習しておきましょう。

アレルギー・免疫疾患

アレルギーには4種類ありますが、しっかり説明できますか?

Ⅰ型~Ⅳ型の疾患名と、関連する因子を覚えましょう。

 

アレルギー疾患の1つとして全身性エリトマトーデスがありますが、病態、症状を勉強してください。

免疫疾患としては後天性免疫不全症を扱ってます。

 

HIVに感染した場合、免疫不全が進行し後天性免疫不全症(AIDS)になります。

AIDSが進行する過程と、HIVの特徴を勉強しましょう。

 

また、具体的な治療方法についてもまとめておきましょう。

ポイント集を使ってまとめ、問題を解いていくスタイルで進めてください。

移植医療、緩和ケアと長期療養

この範囲は特に難しいポイントはありません。

すぐに問題を解き始めていきましょう。

問題を解いていて解けなかった部分をピックアップしながら、ポイント集で復習して行きましょう。

 

C14-5, 病原微生物、悪性新生物と戦うの勉強法

C14-5はとにかく暗記量が多いです。

暗記が苦手だと、非常に大変な範囲なので早めに勉強を始めてください。

 

私は暗記が苦手だったので、かなり前からやっていました。

抗菌薬、抗ウイルス薬、抗悪性腫瘍薬がごちゃごちゃにならないように注意が必要です。

忘れるのは仕方のないことなので、何度でも反復して覚えていきましょう。

 

勉強法の概要

  • 感染症:1~3類感染症を覚える。暗記が多く、何回でも反復して覚えること
  • 抗菌薬:抗菌薬の種類が非常に多いことから重い範囲。作用機序ごとに分け、治療薬名を覚える。早めに手をつけておく
  • 抗真菌薬:抗菌薬に比べて覚える量は少ないので楽な範囲。ポイント集をまとめるだけで大丈夫
  • 抗ウイルス薬:抗菌薬なみに覚える量が多い。ウイルスごとに分類分けをして、作用機序、治療薬名を覚える
  • 抗悪性腫瘍薬:抗菌薬、抗ウイルス薬と並び暗記量が多くかなりハード。抗腫瘍薬の作用機序ごとに分類し、治療薬名を覚える。同時に副作用も覚える

感染症

感染症が全て列挙されています。

この中で覚えるべき感染症は1類、2類、3類感染症です。

 

問題でもよく出題されました。

ゴロ合わせなどを駆使して、暗記してください。

特徴や主症状も合わせて勉強してください。

抗菌薬

抗菌薬は非常に種類が多く、覚えるのが大変です。

私もかなり苦労しました。

抗菌薬の種類を下に挙げます。

 

  • β‐ラクタム系
  • グリコペプチド系
  • ポリペプチド系
  • テトラサイクリン系
  • マクロライド系
  • アミノ酸配糖体系
  • ピリドンカルボン酸系
  • スルホンアミド系
  • 抗結核薬

9種類も抗菌薬が登場します。

覚えるポイントは作用機序、有効細菌、副作用、治療薬名です。

 

全てをリンクさせるのはかなり大変なので、早めに始めておくといいと思います。

特に作用機序が大変でしたね。

 

リボソーム30Sに結合するのか、リボソーム50Sに結合するのかこんがらがってしまいました。

少しずつでもいいので覚えていきましょう。

 

絶対に1回では覚えきれません。

何回も復習し直して、徐々に知識を増やしていくようにしましょう。

抗真菌薬

抗真菌薬は抗菌薬と比べても量は少ないです。

非常に覚えやすい部分なので、作用機序と治療薬名を覚えてください。

30分もあれば終わる範囲なので、C14-5の中では最も進めやすい分野です。

抗ウイルス薬

抗ウイルス薬は4種類登場します。

  • 抗DNAウイルス薬
  • 抗インフルエンザウイルス薬
  • 抗肝炎ウイルス薬
  • 抗HIV薬

作用機序、有効ウイルス、副作用、治療薬名を全て暗記していきます。

 

この範囲でも、全てをリンクさせるのは大変でした。

抗ウイルス薬の場合には似ている薬剤名があるため、さらに大変でした。

 

1度で覚えるのは無理です。

何回でも忘れていいので、何回でも思い出して復習して知識を増やしていってください。

抗悪性腫瘍薬

抗悪性腫瘍薬も抗菌薬、抗ウイルス薬と並び覚える量が非常に多いです。

  • アルキル化剤
  • 代謝拮抗薬
  • 抗腫瘍抗生物質
  • 植物アルカロイド
  • ホルモン関連薬
  • 白金製剤
  • 分子標的薬

抗腫瘍薬の分類は大きく分けて7種類です。

 

7種類について、薬剤名、作用機序、特徴を覚えていきます。

これも大変でした。。。。

トポイソメラーゼⅠなのかⅡなのかを区別するまで、けっこう時間がかかったり。

 

また、この範囲では抗菌薬と抗ウイルス薬をすでに覚えているので、さらに混ざりやすいです。

3分野に渡って暗記量が多いので、時間をかけながらしっかり覚えていきましょう。

ZONE2の中でも大変な分野です。

抗悪性腫瘍薬の体制と副作用

悪性腫瘍薬の副作用について勉強していきましょう。

副作用一覧がありますので、赤文字になっている部分を勉強してください。

 

この知識は薬局、病院実習でかなり役に立ちました。

また、薬剤師国家試験でも使う内容なので、覚えておきましょう。

まとめ

ZONE2の中でC13, C14の範囲が最もハードです。

暗記量が多く、内容も難しいので大変だと思います。

 

治療薬名は軽く200種類を超えるくらい出てくるので、時間をかけて勉強してください。

忘れることもたくさんあるはずです。

 

しかし、自分を責めずに繰り返し復習してください。

一歩ずつでも知識が身についていきます。

 

おすすめの勉強法としては、ZONE2から始めると効率がいいと思います。

私はあまり勉強時間が確保できなかったため、ZONE2から始めていました。

 

ZONE2さえ終わらせてしまえば、ZONE1,3が優しく感じることでしょう。

おすすめの勉強法についてはまた記事を作っていきますね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。