大学受験数学の苦手を私が取り除くまで

みなさん、こんにちは、こんばんは!管理人のけいです!

今回は数学の勉強法を私の体験談と共に紹介したいと思います。。

大学受験の数学ってなんだかよくわからないし、やっててもなかなかできるようにならないですよね。

私も、受験生だったころは本当に数学が苦手でどうしようもない状況が続いていました。しかし、最終的にはなんとか数学を得意科目として使えるようになったので、今回はどうやって克服したかを書きつつ、単元別の勉強法を紹介していきます。

皆さんの勉強の足しになったらうれしいです!

数学への苦手意識

私は中学生の頃からかなり数学が苦手でした。中学1年生の時に数学の担当だったO先生はかなり厳しくとにかく数学の宿題が半端なかったです。

夜遅くまで課題をやり次の日も課題が増え本当に数学が嫌いになりそうでした。

中学2年になりその先生は異動になり本当にやってやったぜという気持ちでいっぱいでした笑

よっしゃ、あいついなくなった!!!!

中2の担当の数学教師はY先生で、新任の若い先生、O先生とは真逆の威厳ゼロ、課題をやらなくても怒らないし、怒ったとしても全く怖くない。

そんなことから数学を全く勉強しなくなり気づけば数学が苦手に笑

模試を受けても数学が足を引っ張ってしまい、英語、化学のプラス分を数学がプラマイゼロにしてしまうという状況でした。

そのため、総合順位はなかなか上がらず、入試本番でもそれは克服することができませんでした。

結局数学の苦手意識は現役時代では取りきることができず、本番は受けたところ全てに落ちるという悲劇的な結末に終わってしまいました。

「受けたところ全てに落ちる」

心の底から数学の苦手を克服しておくべきだったなと感じました。

入試において一つでも苦手科目がある全体の足を引っ張ります。中でも数学は大学受験において配点が大きいので苦手な人はとにかく克服するべきです。

私の勉強スタイルの問題点

浪人が決定し、駿台に通うことになりました。

駿台に通い始めると今まで自分がやってきた勉強法には大きな間違いがあったことが分かりました。

恥ずかしながら、私の間違いポイントを挙げさせていただきます。

テストや模試の点数ばかり気にしてしまう
一度やった問題は復習しない
予習をしていない

テストや模試の点数ばかり気にしてしまう

テストや模試となるとやっぱり気になるのは点数ですよね。校内順位も出るし、赤点とかもあるし、さらには点数が悪かったりしたら親にうるさく言われるし、、、挙げだしたら本当にテストっていやですよね。

この点数方式による教育制度を変えようという動きもあるみたいですけど、しばらくは変わらないでしょう笑

このような環境で点数を追い求めるのは仕方のないことだし、点数を取れることが最も良いと思います。

しかし、点数が全てじゃないということも事実。点数が良ければその範囲が完璧に近いということが分かりますが、満点でなければ何かしら抜けている部分があるということ、逆に点数が悪ければその範囲に何かしらの苦手を抱えていることになります。

ですから、どっちの場合にも是非ともテストの解き直しをしてみてください。

数学のテストに出てくる問題は非常に良い問題ばかりです。

1回問題を解くだけで、幅広い範囲のことを復習しながら解くことができる良問が揃っています。

そんな問題を1回だけ解いてあとは触れることすらしないのはやっぱりもったいないと思います。

一度やった問題は復習しない

この経験がある方も多いかもしれませんね。僕は一度宿題でやってしまった問題は基本的に解き直しはしませんでした。

テスト前になったらちゃちゃっと解くだけで、それ以外の期間では見返しさえしません。

数学の問題を一回解いて、答え合わせをして、頭で理解できたつもりになっていたとしても、次の日にもう一度解いてみると意外とできないことに気づきます。

あれ、この次はどうやって変形するんだっけ、、、などとスラスラ解けません。

これに気づいたのは浪人時代になってからだったので、ぜひとも皆さんには先に伝えておきたいです!!

一度問題を解いたら、できれば次の日に復習してみてください。もっと意識高い人はその日の寝る前にでも効果が上がると思います。

数学の力というのは自分が解いた問題の数に比例すると考えています。

たくさんの時間をかけてたくさんの問題に挑戦し、頭を回転させながら解いた!という経験が蓄積されていくことによって自分の力になっていきます。

このことから1度やった問題だとしても、完璧に解けるようになるまで復習してください。

駿台の先生が言っていたのは「問題を見て5秒で解糖が思い浮かぶようになるまで復習しなさい」です。

問題集をパラパラめくり、ふと手を止めたページの問題を見て5秒以内にどんな方針で解答を作るかを瞬時に思い描きます。

これは確かに効果がありました。

5秒で思い浮かべるには何を使うか、どんな論理展開をするかをすぐに考えなくてはならず、もはや暗記するレベルですよね。

暗記してしまうほど復習をすれば確かにできるようになっていきます。

暗記してしまった問題は実戦でも役に立ち、「この問題はあの問題集の問題に似てるな。じゃあこうやって考えれば解けそうだな」と考えられるようになっていきます。

この問題数を増やせば本番で新しい問題に出会ったとしてもしっかりと対応できるでしょう。

予習をしていない

予習ってみなさん、してますか??

予習をしてから授業に臨む人ってあまりいないと思うのですがどうでしょう。私は高校時代には全くしていませんでした。宿題が出されているときにはかろうじて少し教科書を読む程度です。

むしろ、しないことが普通で誰が予習なんてやるんだと思っていたほど。

具体的にどんなことをしたらいいかというと、次の授業でやるであろう問題をあらかじめ解くことをおすすめします。

一度自分で解いてしっかりと解ききることができればその単元は頭に入りやすいということが分かりますし、解けなかったとしても次の授業で先生に解説をしてもらうことができますよね。

また、予習ノートを作っておくと、先生の解説とどこが違っていたかを比べることができますよね。

予習ノートでやった解き方と、授業中に先生が示してくれた解き方を比べどこが違っていたか、何が足りていなかったかなどを検証してください。

復習を毎授業でやっていけば、授業内容の定着が格段に上がったと感じました。

ぜひとも予習をやってみてくださいね。

苦手意識をどうやって取り除いたのか?

私はまずなぜ苦手意識があるのかを分析してほしいと思います。

私の場合、点数が取れずに数学に対する自信が持てていないことにあると考え、とにかく数学の点数を伸ばそうと考えました。

数学の点数を伸ばすために最も必要なことは、解いたことのある問題のストック数を増やすということです。

言い換えると、試験が始まって全く見たことがなく、類題を解いたことがない、という問題をできるだけ減らすということです。

もちろん、全ての問題を自分の頭にストックすることは非常に大変ですが、このことを意識しながら問題を解くと、自然と頭に入るようになります。

具体的なやり方としては、繰り返し同じ問題を解くことです。これは先ほど書いた暗記するほど復習すると同じ事です。

これが意外と効果があるのです。

テストでは「あ!この問題に似たやつ解いたことあるわ!」となって解答がサクサク進むようになりました。

先ほども言ったように私は高校時代、一度解いた問題はそのままにしておき復習をあまりしませんでした。一回といたし、解説も聞いたし、復習はしなくてもいいや、と解釈していたのです。

一度解いて解説を聞いた問題はその日のうちに復習しなくてはなりません。問題文を見て、先生が解説していたように自分で解糖を作れるか、実際に手を動かして考えなくてはなりません。

同じ問題を解きつつ数学の基本的な技術を身に着けることでだんだんと数学の実力がついていくのを感じ、テストでもいい結果を出せるようになりました。

このことに気づけた駿台の数学の先生には本当に感謝しています。
Z会にもお世話になってました。 駿台と同時並行で!まとめ

さて、いかがだったでしょうか。最初は同じ問題を解くことは面倒に感じると思いますが、少しだけ我慢しながら数学の実力を上げていってください。

今回の私が苦手意識を取り去った方法を参考にして自分の勉強に反映させてくれたら嬉しいです。

数学は大学受験においてかなり重い教科です。

理系志望にとっては数ⅢCまで勉強しなくてはならずかなりハードです。

しかし、数学を苦手なまま放置するのは受験において大きなハンデになってしまうので、苦手な人は絶対に克服してください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。